■曹洞宗の宗旨
●宗名
曹洞宗(そうとうしゅう)
●伝統
曹洞宗はお釈迦(しゃか)さまより歴代の祖師(そし)がたによって相続されてきた正伝(しょうでん)の仏法(ぶっぽう)です。
●日本開宗
曹洞宗は今から八百年ほど前鎌倉時代に高祖(こうそ)道元禅師(どうげんぜんじ)さまが我が国に伝えて、ゆるぎなき基礎をきずかれ、四代目の太祖(たいそ)瑩山禅師(けいざんぜんじ)さまが一層盛んになさいました。このお二方を両祖大師(りょうそだいし)と申し上げます。
●大本山
福井県の『 永平寺(えいへいじ) 』 《高祖道元禅師さま御開山》
横浜市の『 總持寺(そうじじ) 』 《太祖瑩山禅師さま御開山》
●本尊
曹洞宗はお釈迦(しゃか)さまをご本尊として仰ぎます。
●本尊唱名
南無釈迦牟尼仏(なむしゃかむにぶつ)
●教え
お釈迦さま(釈迦牟尼仏)は坐禅によって本当の安らぎを得られました。
この教えと行いを正しく受け継ぎ、日本に伝えられたのが道元禅師さまです。さらに、瑩山禅師さまは、その深い教えを私たちにとって身近なものとして下さいました。自らの行いによって、安らかな生活を送るのが曹洞宗の教えです。
●お経
修証義(しゅしょうぎ)・般若心経(はんにゃしんぎょう)・観音経(かんのんぎょう)・寿量品(じゅりょうほん)等の諸経典を読誦(どくじゅ)します。
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