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本山/経典
坐禅とは/坐禅の実践
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曹洞宗はお釈迦さまをご本尊とし、歴代の祖師が相承してこられた御仏の教えにしたがい、正しい信仰生活を送ることを宗旨としております。
両祖として仰ぐ道元禅師と瑩山禅師は、坐禅を中心とした生活の全てが御仏の行いであり、その功徳を普く人々に回らせなさいとお示しくださいました。多くを求めてしまう生き方を見つめ直し、自己をつつしみ、ともに思いやり、分かち合う心豊かな社会の実現を、常に望んでおります。
今、私たちの心は不安に苛まれて止みません。絶えることない凄惨な事件や争いに胸を痛め、災害に涙し、他者との関わりに思い悩むような、苦悩に満ちた社会を生きております。
こうした世の中にあって、お釈迦さまと両祖さまは、いかにして心やすらかに生きるかをお示しくださっています。御仏の前に静かに坐り、ご先祖様に思いをよせて掌を合わせ、身心を調えて、一仏両祖の教えを今こそ実践して参りましょう。
合掌
南無釈迦牟尼仏 (なむしゃかむにぶつ)
南無高祖承陽大師道元禅師 (なむこうそじょうようだいしどうげんぜんじ)
南無太祖常済大師瑩山禅師 (なむたいそじょうさいだいしけいざんぜんじ)
平成三十一(二〇一九)年四月一日
曹洞宗管長 江川 辰三
平成三十一(二〇一九)年度告諭PDFデータのダウンロードはこちら
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平成30年12月10日(月)に、大宮ソニックシティ大ホールにて「禅をきく会」を開催いたしました。
師走の寒空のもと、約700名と、多くの方にご参加いただきました。年末のお忙しい中ありがたい限りです、今回も禅や仏教に対する関心の深さがうかがえました。 関東管区教化センター、一適髀ヘ(いってきりゅうしょう)統監挨拶の後、最初はマインドフルネスのトップ講師、人見ルミ先生による講演「こころが整うマインドフルネス」です。先生はインドにて本格的な瞑想を学び、マインドフルネスを実践しストレスの解消や感情のコントロール方法を身につけられました。ご講演や企業研修の講師としてもご活躍です。先生は映像を交えわかりやすくマインドフルネスの実践、今ここに気付きを持って行動し呼吸するこが大切であることを話されました。実践的なワークショップも行い、呼吸法や対話、身体ほぐしの実践など日常生活の中でも出来る方法をご指導いただき、今までにない講演となりました。坐禅との共通点もあり、貴重なご講演となりました。書籍の販売も行い多くの方が購入してくださいました。 休憩の後、姿勢を調え、呼吸を調え、自然に心も静まる、マインドフルネスとはまた違う椅子坐禅を修行し、参加者の皆さんと共に心静かな時間を過ごしました。
その後、曹洞宗特派布教師で福島県長秀院住職、渡邊祥文(わたなべしょうぶん)老師による禅話「大震災・原発事故から7年〜生きる道標(みちしるべ)」です。7年前に起きた東日本大震災による東京電力福島第一原子力発電所の事故により、今も多くの方々が避難生活を送っている現状を話され、事故当時のお寺での状況や近所の方、お檀家さんの話をして下さりました。希望を無くしたおばあさんが「お寺に和尚さんがいて良かった」と本堂にお参りをしたお話は、決して忘れることが出来ない7年前の原発事故を再び私たちに提示された思いでした。風化という言葉がありますが、未だに続いている現状を見据える事の大切さを学びました。また柔軟心(にゅうなんしん)という道元禅師の言葉をご提示いただき、「慈悲」と「智慧」に生きることが、生きる道標(みちしるべ)となるとご教示され、とても貴重な禅話となりました、会場の参加者の皆様も熱心に聴いてくださいました。
今回も、ラジオや新聞の広告、お寺の掲示板などで「禅をきく会」を知った方もいらっしゃいました。ご参加いただいた方からも・・・「感動的な禅話だった」「禅の世界にますます興味をもった」との感想があり、意義のある「禅をきく会」となりました。
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人見ルミ先生 渡邊祥文老師
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『大覚会(だいがくかい)』へのいざない
曹洞宗関東管区教化センターでは仏教を一人でも多くの方に
知って頂きたいと「大覚会」を開設しております。 |
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この『大覚会』は年間5回開催されます。内容は開講式に、参加者の方々全員で
お経を
お唱えし、椅子坐禅を行い、身体と心を調えたのち、「仏教講座」としての連続講義。
講師は駒沢大学名誉教授の田上太秀先生です。法話では毎回違う布教師さんによる
仏教にちなんだお話を、又、教化センター講師による法話を行っております。
オリエンテーションでは、椅子坐禅の仕方やお経の唱え方などのご説明をさせて頂いて
おりますので、初心者の方も安心してご参加頂けることと存じます。
お友達お知り合いの方をお誘い合わせになり、お気軽に参加くださいますよう、
お待ちしております。
合掌 |
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<講義風景>
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『大覚会(だいがくかい)』
2019年度の日程
■ 第148回大覚会 4月 5日(金)
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第149回大覚会 7月10日(水)
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第150回大覚会 9月 5日(木)
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第151回大覚会 12月 4日(水)
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第152回大覚会 2020.2月12日(水)
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大覚会 会場
曹洞宗檀信徒会館(東京グランドホテル)
東京都港区芝2−5−2 TEL03-3456-2222
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「大覚会」は申込制です。日程などの詳細はパンフレットをお送りいたしますので
メールにて「大覚会パンフレット希望」とお申し込み下さい。
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「『正見』正しい智恵をもって生活しましょう」とのタイトルで、福島第一原子力発電所の
事故によ る放射線被ばくについての風評被害について、正しい知識に基づき冷静に行動し、
被災者の心を受け止めましょうという、メッセージを発信いたします。 そこで、曹洞宗では、
避難者の気持ちを受け止め、風評被害などの差別を許さないという意思を表明することを目的
としたポスターを作成いたしました。下記リンクよりダウンロードが可能となっておりますので、
ご活用ください。 |
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「杓底の一残水 流れを汲む千億の人」人を思いやり、共に生きる自分。
ポスターを作成いたしました。下記リンクよりダウンロードが可能となっておりますので、
ご活用ください。 |
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「平成23年東北地方太平洋沖地震」に対する義援金を、下記口座窓口にて受け付けて
おります。お寄せいただきました義援金は、この災害で被災された方がたの救援、
被災地の復興支援などとして活用させていただきます。
《曹洞宗義援金窓口》
金融機関 郵便局・ゆうちょ銀行
口座番号 00190−2−604062
口座名義 曹洞宗義援金
《お問い合わせ》
曹洞宗宗務庁 総務部 福祉課 03(3454)5421
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曹洞宗教化センターは、曹洞宗宗務庁教化部(曹洞宗の教化活動を統括する組織)に、所属し、曹洞宗の布教教化方針に基づき、管区における本部布教の推進、教化に関する研究及び資料の収集を目的として開設されました。現在、全国を 9 つの管区に分け、北海道・東北・北信越・関東・東海・近畿・中国・四国・九州の各管区に設置されています。曹洞宗の教化、布教の為に精進しております。
関東管区教化センターは下記の住所にて活動しています。
埼玉県さいたま市大宮区宮町3 - 6 東光寺内
電話(048)648 - 5751/FAX(048)648 - 6120
曹洞宗宗務庁
〒105-8544 東京都港区芝2−5−2/TEL 03-3454-5411(代)
[ 教化部 曹洞宗の教化活動を統括する組織/TEL 03-3454-5415 ]

■SOTO ZEN ロゴマーク
坐禅・・・3つの円が、身体・手・法界定印をあらわす
人権・・・一つひとつの円が、人間の尊厳をあらわす
平和・・・全体を包む円が、「和」をあらわす
環境・・・すべての円が人間と環境との調和をあらわす
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